日本のエネルギー安全保障と長期安定電源化
2015年9月に国連で採択された、2030年までの国際開発目標 SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の中で、エネルギーに関連した目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」では、「全ての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」がテーマになっている。
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2015年9月に国連で採択された、2030年までの国際開発目標 SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の中で、エネルギーに関連した目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」では、「全ての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」がテーマになっている。
水は人類にとって最も需要な物質であり資源である。地球は「水の惑星」と呼ばれているが、その大部分は海水で淡水は 2.5 %に過ぎず、しかもその大半は南極などの氷床や氷河で人が使用しやすい河川など表層水は 0 01 %に過ぎない。また資源としての水の特徴は地球上、地域や季節により大きな偏りがあることである。
コロナ禍が社会を大きく変えつつあることも事実であり、ピンチをチャンスに変える好機と考えることも出来る。2030年に向けてのほぼ中間点を迎えようとする中で、ICT技術を活用してSDGsの実現に向けた取り組みを加速することが重要であり、そのためになすべきことについて本稿では議論する。