技術経営士ジャーナル
特集

2023年度 日本産業の将来を考える

「日本産業の将来のあり方の提言」まとめ

「技術経営士の会」では、毎年度、議論すべきテーマを決め、会員相互で話合った結果をまとめて、「技術経営士ジャーナル」に掲載し、ひろく社会に訴えてきている。2024年度は、「日本産業の将来を考える – 30年間の空白を反省しつつ –」と題して、1年間議論を続けてきた。その結果は、2024年3月13日からこれまで16回に渡って掲載してきた。

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第1回 航空機産業における国産航空機生産の挫折と復活への挑戦

運輸業を支える航空機産業と、鉄道車両・インフラ産業の国際競争力向上への取組みと今後の課題について考えるため、この点について井上健会員(元JR東日本)が取り上げる。この2点(航空機と鉄道)に関して、バブル崩壊以前に特に栄光の時代があったわけではないので「失われた30年」という特徴はない。

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日本の課題の分析と対応・・・本質を見よう・・・

デジタル技術の利用の遅れ、GAFAの席捲、コロナワクチン開発の遅れ等々ジャパンアズナンバーワンと言われた日本という先進国はいったいどうしたのだろうか。ワクチン接種のスタートが米国、英国、イスラエル、ドイツ、フランス、ロシア、インド、中国など力のある国の後塵となったことは、記憶に新しい

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~総務省チーム報告~

総務省チームとしては、総務省の政策紹介は、昨年6月に総務大臣に答申された情報通信審議会の「2030年頃を見据えた情報通信政策の在り方」の紹介にとどめ、総務省の政策にとらわれずに、メンバー(寺﨑、宇治、森田)の『日本産業の将来を考える-30年の空白を反省しつつ-』を主題としつつ、原稿や論点を個々に執筆した。

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