サイバー攻撃への対処策
東京五輪もコロナという災禍の中で無事終わった。報道を見る限りは、大会運営へのサイバー攻撃に対して大きな被害も無かったようで、関係者のご努力に敬意を表したい。
東京五輪もコロナという災禍の中で無事終わった。報道を見る限りは、大会運営へのサイバー攻撃に対して大きな被害も無かったようで、関係者のご努力に敬意を表したい。
人類が電波に積極的にかかわり始めたのは、1888年にヘルツが電磁波(電波)の存在を確認してからだと私は考える。
2024 IEEE EDS Robert Bosch Micro and Nano Electro Mechanical Systems Award 受賞の栄誉に浴したこの機会に、受賞対象となった「シリコン深掘り技術の開発と商用化」に関わった30数年に及ぶ経緯を振り返ってみたい。
先般、ビジネス人材向け教育関係の仕事で久しぶりにミャンマーを訪れました。我が国では現在ミャンマーが直面している問題は、主に政治形態の対立や少数民族問題といったイデオロギーの対立と捉えられていると思います。
今回は、技術ではなく、ボート競技のことを紹介したい。ボート競技といっても競艇のことでなく、人力でボートを漕いで2000mの順位を競うスポーツのことである。
30年くらい前の話であるが、留学していた米国のビジネススクールで米国人たちに議論をふっかけてみたことがある。そのときの私の言い分は、日本の社会は三角形だが、米国社会は三角形の真ん中が抜けた「中抜け三角」だよね、というものだった。
大学を卒業して50 年が経ち、企業勤めも終えて、目下は経営&技術コンサルタント業を自営しています。そしてその活動の本拠地は企業活動をしていた関東と、故郷札幌に置くこととしました。
鉄道好きである。小学生の頃、故郷信州から蒸気機関車で越えた碓氷峠。26 のトンネルと途中駅・熊野平で買う「峠の力餅」は、終着上野駅行きを期待させる嬉しい舞台場面だった。
いつの日からかは忘れたが、私は“さいとうたかお”の漫画『ゴルゴ13』の愛読者になった。1巻から最新刊(現在は 199巻)まで全て揃えようとしたり、入院した友人のお見舞いに持って行ったこともある。
技術経営士の会(STAMP)では、創立以来、企業支援活動として、特に中小企業の支援を重点的に進めて来ましたが、その中で、スポットアドバイザリーボードにおける出逢いを出発点として、会員有志の積極的な活動により、相手企業の事業が大きく進展し、社長から都度、感謝の意が伝えられて来た例を、技術経営士の会の中小企業支援成功事例のひとつとしてご紹介します。
コロナ禍の中、三密を否定された多くの市民のUrban Lifeは大きく変化しようとしている。21世紀のSDGsが創る都市について考察する前に先人の都市論を紹介したい。
日本の地上波テレビでも海外のニュースは時たま放送されます。しかしその殆どの話題は、現在ではコロナの話が中心で、あとは大事件・大災害、また日本での事件の対比等で取り上げるといったところです。
最近の技術経営の課題の一つであるスマートシティの構築にかかわっている。先日、世界の中で、うまく取り組んでいる都市のひとつであるスペインのバルセロナの関係者から話を伺った。
私は自動車部品であるターボチャージャーの事業に25年は技術者として 1 0年は事業経営者として従事しておりまし た。 その中で幸か不幸か多くのトラブルを経験し、学んだことの一つに、問題を起こした背景には必ず発生原因と流出 原因があるということです。
航空産業が誕生して百年余りが経過した。この間、航空産業はベンチャーから巨大産業に成長したが成熟域に達した感がある。その間、航空技術の発展の陰に想定外の不具合の歴史があった。
官房長官だった菅義偉氏が総理に選出されたことで、官房長官のポストに社会的な注目が集まったが、あまり知られていないことで、官房長官の一言が日本のロケット開発体制にある意味決定的な影響を与えたことがあった。
私が千葉大の工学系大学院で授業を持つようになって今年で5年目になります。担当しているのは「技術完成力」という名前の授業で、これから技術者として社会に出ていく学生に、企業などの事業体における様々な事業活動、特に新事業とか新製品の開発のようなイノベーションプロセスにおける技術の役割を概観して、その役割を果たすための実践的な方法論(進め方)を学んでもらうことを目的にしています。
現役を退いてからは、3社の社外取締役を勤めながら、月3-4回程度の講演という日々を過ごしてきた。人前で話をするということは決して嫌いではないので、頼まれれば日本全国どこへでも出かけて行く。
ウクライナとロシアの戦争は当初予想より長引き、1年以上になります。21世紀になり国と国との戦争になるとは(それも世界第二の軍事大国でかつ国連の常任理事国)思いもよりませんでした。
技術経営士として、「技術経営士の会」創設初期より、活躍している上田新次郎氏が、2021年4月、新型コロナウイルスに感染した。一時は、生死をさまようほどの重篤な状態に陥ったという。今回は、編集部が、同氏にインタビューを行い、その壮絶な模様をまとめた。あわせて、コロナ罹患から見えてきた提言についても、お届けしたい。
最近、「デジタル庁」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」といった言葉が注目され、日本社会のデジタル化が改めて議論になり始めた。すでに日常生活も職場もパソコン、スマホ、地デジのテレビなどデジタル機器であふれているのに、「5G」などその最新化が言われるならともかく、なぜ、いまさらデジタル化自体が問われなければならないのか。
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれた先進国・日本は一体どうしたのだろうか。新型コロナウイルスのワクチンは、一般国民向けの接種がようやく始まったが、与えられた環境下でコロナ禍対応に当たる政府・官公庁や現場の医療関係者に深謝しつつあえて指摘したい。
一般に、「品質」という言葉は高精度や高信頼性と同等に生産物の良さという狭義の意味で使われることが多い。
退職前にある先輩から「江戸幕府は凡庸な将軍を優秀な補佐役が支える体制であったから長持ちした。現代でも大企業では、優秀な役員群が社長を支える構造の会社は上手く行く。一方中小企業では、社長が陣頭指揮を取らなければ成り立たない」と聞いていた。そこで、中小企業への何らかのお手伝いが出来ればいいと考え「技術経営士の会(STAMP)」に所属すると共に個人事務所を開設した。特にSTAMPのミッションである「経営者の幕賓となり経営をサポートする」ことに共鳴した次第である。